2020‐皐月
『日没後の下栗の郷』
『酷道』の名で一部で有名な秋葉街道を通って、
高遠ーしらびそ高原ー下栗の郷ー掛川をツーリングした際に撮影したものです。
ここに写っている下栗の郷は山の斜面に集落があり、
『日本のチロル』とも呼ばれます。
一度実際に見てみたいと思い行ったのですが、
ここの入り口にたどり着くまでに時間がかかった上に
この撮影を行ったビュースポットまで歩く距離があり、
着く頃には日が沈み闇が覆い始めていました。
写っているよりも真っ暗です。
この時自分は三脚を立てて撮影を行ったのですが、
自分より先に三脚を使って黙然と撮影を続けている方がおられ、
このビュースポットは金属メッシュが敷かれ揺れやすかったので、
おそるおそる気を使いながら撮影したことを覚えています。
……事前に楽しみにしていた遠山郷の温泉に入れず、
南アルプスの雪化粧姿も完全に溶けて観れず、
御池山隕石クレーターを観てもどこか解らず、雨にやられる。
そして温泉施設の駐車場で置き引き怖さに、
雨の中あざ笑いながら話し続けるおっさんの話を小一時間その場で聞き続け、
更に撮影した新幹線の写真を帰宅後に甥にやったがいらないと言われ、
今思うと残念なことが多かったツーリングでしたね(苦笑)
その割には嫌な感情を引きずった覚えはありませんでしたし。
……トラブルや事故、何者かによって『殺される』みたいな
恐怖感を感じたワケではないんで、
リベンジも兼ねてまた行きたいですね。
ホント、新型コロナも鎮静化して、
外出自粛も終わって欲しいですね。
……この文章を書き終わってから、以前にこの写真をフェイスブック上に上げた事が解りました。
でもこの時のエピソードについては書いてないので、まぁいいですよね(苦笑)