久しぶりにTEGⅡという心理検査を行ってみました。
TEGⅡとは、『交流分析』という人の性格を分析するパーソナリティー理論を構成する4つの基本的な理論のうちの1つ『構造分析』を基にしたエゴグラムという作図法によって表される心理検査です。
『構造分析』とは『自我状態』という観察することができる振る舞いと関連している過去の経験から来る感情の型を、構造的側面と特徴や言語行動などといった機能的側面から分析したもので、エゴグラムでは機能的側面から分類された5つの自我状態から測定します。
この5つに分類された機能から見た自我状態の特徴とは下記の物です。
CP(批判的な親) :責任感の強さ・理想主義的・厳格さなど
物事を判断するための価値観や理念・信念等を身につけて出来た部分
NP(養育的な親) :優しさ・受容的・寛大さなど
人に対する愛情・思いやり等を身につけて出来た部分
A(成人) :判断・分析的・客観的など
思考力・判断力を基礎に発達した部分
FC(自由な子供) :感情的・自由奔放さ・活動的など
生来の感覚・感情・欲求を損なわず強化した部分
AC(順応した子供):素直さ・従順さ・穏やかさなど
相手の期待や欲求に添うために自分を抑え相手に合わせる行動を繰り返しているうちに身につけた部分
………正直、自我状態を一言で心の状態をハタから見やすい形にしたモノと片付けたい気持ちと、
そーでない気持ちがあるんですけど、
手抜きしちゃあいけませんよね……。
(※ `18.11.2 自我状態に関する所を修正)
…… さてと、8年前と比べてどーなったんでしょうかね。
少しはマシな大人になったんでしょうかねぇ。
……NPとAが高くNPが前より上がりました。
だけどFCが下がってしまったのが引っ掛かりますね。
この頃は前と比べて趣味とか面白いことする時間や機会が減って、
楽しいと感じられる機会が減ってるせいかもしれませんね。
個人的には気がかりです。
心理カウンセラーをやってる身としましては、
CPは前より上がってしまいましたけど、低めですのでまぁ良いです。
むしろ以前の検査回答の方で、ある回答に点数がついてないのが、
「どーしてやねん。またヘンなモン食ったか?」という感じです。
……ACは相変わらず低く、周りを無視して勝手にやってるアウトサイダーそのまんまですね(苦笑)
ちなみに、この自分の性格の傾向が解っちゃう心理検査・TEG2を
50分間3500円で承っております。
自分の特徴が解れば、どの部分を上手に活かし、
どうすれば良くなりどのように行動すれば良いかも解ります。
以上、宣伝でした(笑)
―参考文献―
新里里春(1992)『交流分析療法ーエゴグラムを中心に』チーム医療.
スチュアート,イアン・ジョインズ,ヴァン(1991)『TA TODAYー最新・交流分析入門』深沢道子監訳,実務教育出版