昨日3月2日より小中高各種学校の臨時休校期間が始まりましたね。
この期間お子さんがいらっしゃる保護者の方々は、
お子さんがどのように過ごすか、ご両親が共働きで家にいないがどうするのか、
お子さんの昼食をどうするかなど、
突然決まってしまったことにすぐに対応出来ず、
色々と頭が痛くなるほど悩み困っておられるかと思います。
いまある問題をクリアにすることに精一杯で余裕などないかもしれませんが、
お子さんが家におられる時間が増えました。
そこで改めてこれを良い機会として、
お子さんと色々とお話をしてコミュニケーションをとられるのはいかがでしょうか。
ささやかな事でも構いません。
そんなこと何を今更、オマエに言われんでもやっとるわいと思われるかと思います。
確かに良好な関係づくりという点では書くまでもありません。
お話しすることで、ご両親が思い想像していらっしゃる
お子さんの価値観や興味、志向などといった内面的なものに関する子供像と、
実際にお子さん自身が思っていらっしゃる
それら内面的なものに関する子供像とのギャップを狭め、
ご両親のお子さんに対する思い込みを減らすという点でも有意義だと思います。
また、学校内外でのトラブルやいじめなどといった、
お子さんが抱えている問題を伝えてくれることもあるかもしれません。
子供も自分なりに両親と関わらない所でも、
色々と物事を考えては試し行動し、自らを成長させていくものです。
それを行う事も、内面的なものに関するギャップを生じさせる
原因の一つになると思います。
ご自身とお子さんとの間にある内面的なものに関するギャップを確認することは、
もしかしたらお子さんの自我の成長を確認することなのかもしれません。
その為にも、お子さんが話すことを頭ごなしに否定するのではなく、
まずは聴いていただきたいと思います。
そしてお子さんなりの考えで創り上げられたものであるならば、
たとえその考えに肯定は出来なくても、
自ら自我を創り上げたという意味でも
尊重してあげて欲しいなと私は思います。
……こんなコト書くガラじゃないですが……。